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看護師はブランクを志望動機でカバー!例文をブランク年数別に紹介!
「看護師はブランクがある場合の志望動機はどうすれば良いんだろう?」
「ブランクがあると採用が厳しいよね。志望動機で何とか良い方向にアピールできないかな?」
「ブランクがある理由は、志望動機で触れた方が良いのかな?それともスルーしたほうが良い?」
ブランクがある看護師は、志望動機でいろいろと悩むと思います。
そんなあなたのために、ブランクから復職したことがある私の経験を交えながら、志望動機の注意点やブランク年数別(1年・3年・15年)の志望動機の例文をご紹介していきます。
目次 [目次を隠す]
看護師のブランクありの志望動機の注意点
看護師がブランクありの志望動機を考える時、次の4点に注意すると、採用にグッと近づく志望動機を書くことができます。
- ブランクがある理由
- ブランク前の看護師歴
- その職場を志望する理由
- そこで何ができるか
- ブランクをどう埋めるつもりか
この注意点を1つ1つ見ていきましょう。
ブランクがある理由
まずは、ブランクがある理由です。
ブランクがある理由は人それぞれ違うと思いますが、なぜブランクがあるのかを志望動機の中できちんと伝えましょう。
ブランクがある理由を微妙にごまかした志望動機にすると、採用担当者は、
「この人、なんでブランクがあるんだろう?隠すってことはきっと何か言えない理由があるんだな。きっとすぐに辞めてしまうかもしれないし、採用するの辞めておこう」
と思うかもしれません。
だから、ブランクがある理由はきちんと話しましょう。
- 出産&子育て
- 体調不良
- ほかの仕事をしていた
- 介護
- 夫の転勤
などなど、よほどの理由でない限り、正直に話す(もしくは少しだけオブラートに包む)ようにしたほうが良いでしょう。
私も3回のブランクがあり、3回復職していますが、いずれもきちんとブランクの理由をお伝えして採用されています。
ブランク前の看護師歴
ブランク前の看護師歴も志望動機の中に入れておきましょう。
ブランクが3年あると言っても、看護師歴3ヶ月の人と看護師歴が15年の人ではスキルには大きな差があります。
採用側にとっては、入職後にどのくらいのフォローが必要なのかの目安になりますので、ブランク前の看護師歴は志望動機で書いておくと良いでしょう。
ただ、ブランクが10年以上ある場合は、履歴書や職務経歴書に書くだけで、志望動機には書かなくても良いかもしれません。
ブランクが長い場合は、ゼロからの出発に近いので、あまり看護師歴をアピールすると、「変に自信がある面倒なタイプ」と思われる可能性があります。
その職場を志望する理由
これは、ブランクがある看護師に限ったことではありませんが、なぜその職場を志望するのかをきちんと書きましょう。
志望する理由は、できるだけ具体的である必要があります。
ボンヤリとしたテンプレートのような志望動機よりも、採用担当者が「だからうちで働きたいんだな」と思える志望動機だと採用されやすくなります。
そこで何ができるか
ブランクがある看護師さんは「ここで働きたい」という熱意を伝えることも大切ですが、入職した後に、「こんなことで貴院に貢献できる」、「貴院でこういう看護をしたい」、「こんな看護師を目指したい」という将来への展望を志望動機で伝えることも大切です。
「ブランクがあるから、そんなに貢献できない」と思う人もいるかもしれませんが、「その場合は将来的にこういうものを目指したい」ということでも構いません。
入職して終わりではなく、入職してからが始まりになりますので、将来の展望を伝えることで、「入職してからのこともきちんと考えているな」思ってもらえます。
ブランクをどう埋めるつもりか
ブランクがある看護師さんは、ブランクがあることをしっかり認識し、そのブランクを埋める努力をするつもりであることをしっかりアピールしましょう。
「ブランクがあるけれど、どうにかなります」という人よりも、「私はブランクがあるので、しっかり学びなおすつもりです。頑張ります」としたほうが好印象を持ってもらえます。
ブランク1年の人はそれほど気にする必要はありませんが、ブランクが3年以上ある場合は、ブランクを埋める努力をすることをアピールしてください。
看護師のブランク1年の志望動機の例文
看護師のブランク1年の志望動機の例文をご紹介していきます。
ブランク1年の看護師さんは、「看護師のブランク 1年とは、どのような状態?」も参考にしてください。
体調不良→ケアミックス病院の病棟
まずは、体調不良で1年間ブランクがあり、そこから療養型病院の病棟に転職を希望する場合の志望動機の例文です。
「急性期病棟で3年間勤務してまいりましたが、体調を崩してしまい、良い看護をするにはまずは自分の体調を整えようと1年間しっかり療養してリフレッシュしました。現在は、かかりつけの医師からも復職OKのお墨付きをもらい、体調も万全の状態になったので、また看護師として働こうと決意しました。
貴院は地域包括ケア病棟や回復期リハ病棟があり、在宅復帰に向けた全人的な看護を行っていると伺いました。体調不良で療養した経験を生かして、在宅復帰・社会復帰を目指す患者さんの精神的なケアを行いたいと思い、貴院を志望しました。」
体調不良でブランクがある人は、「医師からも復職OKの診断をもらっています」のように、もう元気で体調面には問題ないことをしっかりアピールすると良いでしょう。
少し休みたい→総合病院病棟
続いて、看護師の仕事に少し疲れたために、ブランクが1年間ある看護師さんもいると思います。
その場合は、「看護師の仕事に疲れた」ではなく「看護観を見直したかった」のようにポジティブに変換しましょう。
「新卒で総合病院に就職し、5年間脳外科病棟で働きました。忙しく業務に毎日が忙殺される中、自分は何で看護師として働いているのか?と疑問を抱くようになり、自分の看護観を見直す意味でも、一度看護の現場から離れてみようと思い、前職の病院を退職しました。
その後、時間が経つにつれ、看護師の仕事を冷静に見直すことができ、私はやはり急性期で患者さんの看護をしたい、先進的な医療に携わりたいと思い、この地域の基幹病院である貴院を志望しました。
貴院の看護部は看護師教育に力を入れていると伺いました。自分で看護について一から学び直し、貴院でどんどん新しい医療を経験して、キャリアアップしていきたいと考えております。」
看護師のブランク3年の志望動機
看護師のブランク3年の志望動機を見ていきます。
ブランク3年の看護師さんは、「看護師のブランク3年は問題なし!おすすめ職場4選と注意点を解説」もぜひ読んでみてください。
子育てでブランク→総合病院外来
子育てでブランクが3年ある看護師さんが総合病院外来で働くことを希望する場合の志望動機はこちらです。
「前職はICUで7年間勤務しておりましたが、出産を機に退職しました。子供の保育園が決まりましたので、また看護師として働きたいと思い、貴院の外来を希望しました。外来を希望したのは子育てと両立しやすい環境であることだけでなく、ICU勤務時に培ったトリアージや急変への対応のスキルを活かせることもあります。また、育児を通して知った「必要なことを見極めることの大切さ」を外来で活かせるのではないかと思っております。
貴院は地域に根差した医療を提供していて、子どものかかりつけ医としてもお世話になっている病院ですので、私も貴院で働いて、地域医療に貢献したい考えております。ブランクが3年ありますが、新人に戻った気持ちで一から勉強しなおしていきたいと思います。」
私も子育てのブランクから復帰する時、はっきり「子育てでブランクがある」・「子育てと両立できるところを探していた」と志望動機に書いていますし、面接でもお伝えして、採用してもらえました。
看護師以外の仕事に興味→療養病棟
看護師以外の仕事をするために看護の仕事を離れ、ブランクが3年ある看護師が療養病棟に復職する時の志望動機をご紹介します。
「3年間急性期病棟で働いてきましたが、看護師以外の仕事を経験してみたいと思い、一度看護師の現場を離れ、OLとして働くことにしました。3年間看護師の仕事から離れてみて、やはり私がやりたい仕事は看護師だとわかり、もう一度看護の仕事に戻る決意をしました。急性期病棟はスピード勝負のようなところがあり、もっと落ち着いた環境で患者さんに寄り添った看護をしたいと考え、地域の高齢の患者さんが安心して療養できる場を提供し、個別性のある看護を行っている貴院を志望しました。
3年間のブランクはありますが、復職前にeラーニング等でもう一度看護スキルを学びなおすつもりです。」
看護師のブランク15年の志望動機の例文
看護師でブランクが15年あって、一大決心をして復職しようと考えている人もいると思います。ブランク15年ある看護師の志望動機は、とにかく「やる気」をアピールすることです。前職でどれだけ看護師経験があったとしても、まずはいったんそれを忘れましょう。
やる気を見せて、「一から頑張ります!」とした方が好印象を持ってもらえるはずです。
ブランク15年でこれから復職を目指す看護師さんは、「看護師のブランク 15年を埋めるために」を読むことをおすすめします。
子育て+転勤など→クリニック
まずは、子育てや夫の転勤などの諸事情でブランクが15年になり、クリニックで働きたい看護師の志望動機をご紹介します。
「妊娠・出産を機に看護師の仕事を離れ、子育てや夫の転勤等でなかなか看護師の仕事に戻ることができませんでした。しかし、この度ようやく看護師として復職できる環境が整い復職を決めました。夫の転勤で引っ越しをする中で、かかりつけ医の重要性を何度も実感してまいりました。貴院は地元密着型のクリニックで、地域の方のかかりつけ医としての役割を担われているとのことですので、私もそのお手伝いがしたいと思い、貴院を志望しました。
ブランクは15年ありますが、入職前に看護協会の復職支援研修を受けようと思っております。また、一から勉強しなおすつもりで、少しでも早くブランクを埋められるように努力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。」
ブランク15年の間に実感したことを志望動機にすることで、復職への真実味が増してきます。
子育て+介護→介護施設
次は子育てと介護が重なったことでブランクが15年ある看護師さんが復職する時の志望動機をご紹介します。
「出産のために看護師の仕事を辞めました。その後、自分の両親の病気・夫の両親の介護などが重なり、なかなか看護師に戻る機会を逃していましたが、ようやく落ち着きましたので、復職する決意をしました。
両親・義両親の病気や介護を経験したことで、介護が必要な方とご家族の心情に寄り添い、1人1人のニーズをキャッチできる看護師になれるのではないかと思いました。貴施設はユマニチュードやバリデーションを大切していると伺いましたので、ぜひ貴施設で高齢者・認知症の方とのコミュニケーションを学びながら働きたいと思いました。
正直に申し上げて、15年のブランクは簡単に埋まるものではないと覚悟しておりますが、できるだけ早く仕事に慣れることができるように、誠心誠意努力してまいります。
まとめ
看護師でブランクがある人の志望動機の例文をブランク年数別にまとめました。
ブランクがある看護師さんは、ブランクがある理由はある程度はっきり書いて大丈夫です。そして、「ブランクはあるけれど、頑張ります!」とやる気をアピールしてください。
例文を読んでも、自分に合う志望動機がなかなか思いつかない。
どのようにアピールして良いのかわからない。
考える気力も時間もない。
そんなあなたは、看護師転職サイトを使いましょう。
看護師転職サイトなら、担当者があなたのケースに合う志望動機を一緒に考えてくれます。
また、ブランクがあっても採用してくれる職場、ブランク15年の人も採用実績がある職場、ブランクがある看護師へのフォロー・教育体制が整っている職場の求人を紹介してくれますよ!
執筆者情報
看護師のブランク 編集部
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