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看護師のブランク3年は問題なし!おすすめ職場4選と注意点を解説
看護師でブランクが3年あると、
「私、また看護師として働けるかな?」
「また看護師として働きたいけれど、どんな職場が良いの?」
と復職・再就職に不安を持つと思います。
でも、大丈夫です。
ブランク3年なら問題なく復職・再就職できます。
看護師がブランク3年でも復職できる理由とおすすめの職場・おすすめできない職場、復職の際の注意点をまとめました。
目次 [目次を隠す]
看護師はブランクが3年あっても余裕で復職OK!
看護師はブランクが3年あっても、問題なく復職することができます。
なぜなら、身につけた看護スキルは働いているうちに思い出すことができるからです。
ブランクが3年あると、看護師の仕事のことはすっかり忘れてしまって、「また一から勉強しないと・・・」と思っているかもしれません。
でも、実際に働きだすと、忘れたと思っていた知識・技術を一気に思い出すことができます。
忘れたのではなく、あなたの記憶の奥底にしまいこんでいるだけなのです。
だから、ブランク3年程度ならすぐに看護技術の手順やコツ・勘を思い出して取り戻すことができますし、知識も少し勉強すれば思い出すことができます。
ブランク3年でも採用してくれるところはたくさんある!
看護スキルに問題なくても、採用してくれるところがあるか不安と思っている人もいると思いますが、この点も心配する必要はありません。
ブランク3年なら、「問題なし!」として採用してくれるところはたくさんあります。
大学病院・特定機能病院のようなところは、難しいかもしれません。
でも、一般的な総合病院、その他の病院、クリニック、介護施設なら、ブランクが3年あるからと言って、「ブランクが長すぎるから不採用」ということはないでしょう。
世の中は看護師不足。
私はブランクが最長5年ありましたが、採用してもらいました!
ブランク10年・15年でも採用してくれるところはありますから、ブランク3年で心配することはありません。
臨床経験1年未満ではやや不安は残る
ブランク3年なら、復職する上でそれほど気にする必要はありません。
ただ、ブランク前の臨床経験が1年未満の場合は要注意です。
ひとり立ちできるほどの臨床経験がなく、さらにブランクが3年ある場合、一般的な「ブランク3年」よりも復職先の選択肢は狭くなります。
復職・再就職できないわけではありません。
ただ、復職・再就職先の選択肢は少なくなるし、復職後に人一倍頑張る必要があります。
臨床経験1年未満でブランクが3年ある人は、既卒未経験を受け入れているような職場を中心に再就職先を探したほうが良いかもしれません。
看護師でブランクが3年ある人におすすめの職場
看護師でブランクが3年ある時のおすすめの職場をご紹介していきます。
ブランクが3年であれば、「この職場はNG」というところは基本的にはありません。
どこでもOKです。
ただ、ブランクがあるという不安を感じずに済む職場に復職したほうがストレスは少なくて済みますよね。
以前の職場と同じ診療科・職場
ブランク3年の看護師さんは、ブランク前に働いていた職場と同じ診療科に再就職しましょう。
- 脳外科病棟で働いてたなら脳外科病棟に
- 透析室で働いていたなら透析室・透析クリニックに
- 手術室で働いていたなら手術室に
以前と同じ病院(施設)である必要はありません。
同じ診療科で同じタイプの職場であれば、以前培った知識・技術を生かせますし、違和感なく仕事に慣れていくことができるでしょう。
病院の外来
ブランク3年で復職を考えている看護師さんは、出産・子育てでブランクがある人が多いと思います。
そんなあなたにおすすめなのが、病院の外来です。
病院の外来なら、日勤のみで働けます。
また、同僚も多いので、1人ぐらい当日欠勤があっても何とかなるんです。
何より、ママナースが多いで職場です。
子供を2~3歳で保育園に預けて働きだすと、子供が風邪をひいたり、体調不良になったりで仕事を休まなければいけないことも多いです。
そんな中、独身が多く、欠勤が許されない職場だと、復職したことを後悔することになりかねません。
でも、病院の外来なら、ママナースが多いので、当日欠勤に皆慣れているし、「お互い様」でフォローしあえる風土があるので、ブランク3年のママナースも働きやすいのです。
療養型病棟
ブランク3年の看護師には療養型病棟もおすすめです。
急性期病棟に比べると、状態が安定している人が多く、医療処置も少なめです。
ルーティンワークが多いので、ブランクが3年あっても仕事に慣れやすいです。
また、介護士さんが多いので、看護師は介護業務はあまり行わなくて良いところが多く、体力的にも楽に働けるというメリットがあります。
介護施設
看護スキルに自信がないブランク3年の看護師さんは介護施設も良いでしょう。
介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどです。
「医療」ではなく「介護」が中心ですので、看護師は皮膚疾患の処置や排泄コントロール、与薬などが主な業務になりますから、医療施設よりも気楽に働けます。
ただ、医師が常駐していませんので、緊急時は看護師が対応しなければいけないというデメリットはあります。
看護師でブランクが3年ある人におすすめできない職場
看護師でブランクが3年ある人は、基本的にはどの職場でもOKです。
ただ、「よほど希望しない限りおすすめはしない」という職場はあります。
ブランクが3年ある看護師さんにおすすめできない職場3つをご紹介します。
小規模のクリニック
ブランクが3年ある看護師さんは、小規模なクリニックはおすすめできません。
小規模クリニックでは看護師が1名しかいないこともありますので、あなたに仕事を教えてくれる人がいないんです。
また、あなたが子どもの病気などの理由で欠勤した場合、そのクリニックには看護師がいなくなるという事態に陥りますので、そう簡単に休めません。
だから、小規模クリニックはブランクが3年ある看護師さんにはあまりおすすめできないのです。
高度急性期病院の集中治療部門
高度急性期病院の集中治療部門も、ブランクが3年ある看護師さんにはおすすめできません。
重症度が高く、仕事量も多く、さらに夜勤も多いため、ブランクがある看護師さんには厳しい職場です。
集中治療部門で働きたいなら、まずは一般病棟で仕事に慣れてから、集中治療部門に転職・異動をすると良いでしょう。
力仕事が多い職場
ブランクが3年ある看護師さんは、力仕事が多い職場もあまりおすすめできません。
ブランクが3年あると、思ったよりも体力は低下しています。
「子育てで動き回っていたから大丈夫」と思っている人もいるかもしれませんが、我が子を抱っこするのと、身体の大きな患者さんのトランスファーをするのでは、体力的にも精神的にも負担は全然違います。
だから、力仕事が多い職場は避けましょう。
具体的には、回復期リハビリテーション病棟や訪問入浴です。
また、看護師も積極的に介護業務を手伝わなければいけない介護施設も避けたほうが良いです。
力仕事が少なく、看護師は看護業務に専念できる職場を選ぶようにしてください。
看護師でブランクが3年ある人が復職に向けてやるべきこと・注意点
看護師でブランクが3年ある人は、次の5つのやるべきこと・注意点を確認しておきましょう。
この5つを実行するかどうかで、あなたがスムーズに復職できるかどうかは大きく変わってきます。
復職支援研修を受けておく
もし、時間的に可能であれば、復職支援研修を受けておくと良いでしょう。
あなたが住んでいる都道府県の看護協会のホームページで、復職支援研修がいつどこで行われているかがわかります。
復職支援研修では採血や吸引などの看護スキルや電子カルテの取り扱いなどを教えてくれますので、安心して復職することができます。
また、ブランクがあっても採用してくれる職場を紹介してくれることもありますよ。
ただ、復職支援研修は頻回に行われているわけではありませんし、ブランク3年なら、「絶対に復職支援研修を受けないとヤバい!」というわけではありませんので、「タイミングが合えば」くらいの感じで良いと思います。
私は5年のブランクから復職する時、復職支援研修は受けませんでしたが、これから説明する4つはしっかりやってから復職しました。
それで何とか復職することはできました。
でも、今思い返すと、復職支援研修も受けておけば、もっとストレスなく復職できたかもとは思います。
自分で勉強をしておく
ブランクが3年あるなら、すっかり看護の知識を忘れてしまったかもしれません。
ただ、少し勉強するだけで思い出すはずですから、復職前に自分で勉強しておきましょう。
- バイタルサインの正常値
- 採血や吸引、静脈ライン確保の手順
- その診療科に多い疾患の知識
これをあらかじめ勉強しておくだけでも、すんなり仕事に慣れていくことができます。
自分から教えてもらう姿勢を持つ
復職したら、わからないことは自分からどんどん質問して、教えてもらう姿勢を忘れないようにしましょう。
もしかしたら、あなたの指導係(プリセプター)はあなたよりも年下かもしれません。
それでも、変なプライドは捨てて、わからないことはきちんと教えてもらってください。
そうすることで、仕事を早く正確に覚えることができます。
また、仕事のミスが減りますので、ストレスも減ります。
さらに、そのような姿勢を持つことで、職場にもなじみやすくなるのです。
体力を過信しない
ブランクが3年ある看護師さんの中には、体力に自信がある人もいると思います。
ただ、体力は過信しないほうが良いです。
日常生活や子育てで使う筋力と、看護師の仕事で使う筋力は違います。
また、緊張しながら働くと、予想以上に疲れます。
体力を過信していると、想像以上に身体的なダメージがあり、心がポッキリ折れてしまい、復職したことを後悔することになるかもしれません。
だから、まずは体力を過信せずに、体力的に楽な職場を選ぶと良いでしょう。
家族の協力を取り付ける
ブランクが3年ある看護師さんは、家族の協力を取り付けておくことも大切です。
特に、子育て中のママナースは、あなたが復職することで、保育園の送り迎え・保育園の用意などの雑務が増えます。
さらに家事に割ける時間も減ります。
だから復職前には家事・育児に関して、家族の協力を取り付け、分担を決めておきましょう。そうしないと、あなたが辛くなります。
「協力」というと、あなたが家事・育児のメインで、家族がそれを手伝う感じになるので、「しっかり分担する」・「一緒にやる」と言ったほうが良いかもしれません。
まとめ
ブランクが3年ある人が復職できる理由とおすすめの職場・おすすめできない職場、やるべきこと・注意点をまとめました。
ブランクが3年あっても大丈夫です。
今、復職しないと、ブランク期間はどんどん長くなって、さらに復職しにくくなるだけですので、早めに復職してしまいましょう。
ブランクが3年ある看護師が無理なく働ける職場を探すなら、看護師転職サイトを使うと良いですよ。
看護師転職サイトは、担当者があなたの希望に合っていて、さらにブランクがある看護師の採用実績があり、指導体制も整っていて、無理なく働ける職場の求人を紹介してくれます。
ママナースの割合や看護師と介護士の業務の線引きなど細かいことも調べてくれますので、安心して復職することができるんです。
執筆者情報
看護師のブランク 編集部
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