当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています
看護師のブランクは再就職に不利だと思いますか?
看護師がブランク明けに再就職をするというのは、どういう状況か、みなさんは想像できますか?
再就職というのは、ブランク以前に働いていた場所ではなく、違う場所に新たに就職するということを指します。
つまり、看護師として以前働いていた職場は退職し、ブランク後、新しい職場に再就職するということです。
私自身も、ブランクをあけて再就職した経験があります。経験に基づいて、看護師のブランク明けの再就職についてお話していきましょう。
看護師がブランク明けに再就職する理由
看護師がブランク明けに再就職する理由は様々です。
例えば、病棟看護師をしたいと思ったけれど、夜勤はできない。
しかし、ブランク以前の職場では病棟スタッフの夜勤は必須であったため、夜勤がなくても働ける看護師求人を探した。
これは、産休、育休を取得した場合のブランク明けの看護師に多く発生する状況ではないかと思います。
また、産休や育休を取得した看護師のブランク明けの場合には、以前の勤務地では働けない場所に引っ越したため、再就職を選択せざるを得ないという方もいると思います。
他の例を挙げてみましょう。以前の職場が自分には合わず、体調を崩し、長期休養していたため、ブランクができた。
そのため、自分らしく働けそうな看護師求人を新たに探した。
私の場合がそうでした。以前働いていた職場は、とても特殊な現場で、私は毎日、テレビの世界を見ているような気分で仕事をしていました。
休職制度がしっかり整っていた職場だったので、体調が良くなったら元の職場に復帰することも可能でしたが、いざブランクが出来てみると再び同じ職場で働く自信がなかった私は、再就職の道を選びました。
私自身は、ブランク明けに再就職という道を選んで正解だったと思います。
しかし、私のように、体調を崩して休職し、ブランクが発生した、という看護師の中には、体調不良の原因が、職場環境以外のものであった人もいると思います。
そのような場合には、ブランクからの再就職をおすすめできない場合もありますので、ご自身の状況をよく考えてゆっくり結論を出してもらいたいと思います。
看護師がブランク明けに再就職することのメリット・デメリット
看護師のブランク明けの再就職には、何よりも大きなデメリットがあります。
それは、ブランク明けに、初めての職場で、初めての仕事を行う、ということです。
もちろん、採血や検温などの基本的な手技については大きく変わることはないと思います。
しかし、仕事の手順や業務内容、職場での暗黙のルールや人間関係など、ブランクが長ければ長いほど、すべてのことを1から覚えていかなければなりません。
ブランクを抱えて再就職すること自体に不安を抱えている看護師も多い中、大変な労力を必要とします。
しかし、もちろん再就職にはメリットもあります。
違う職場に再就職するということは、ある意味、再び新人さんになれるということだと思います。
看護師なら誰しも、2年目、3年目と経験年数があがるにつれ、「今更こんなこと聞けない…」という思いを抱えた経験を持っているのではないでしょうか?
ブランク明けの再就職のタイミングが、長年抱えるハメになっていた疑問や不安を、解決する最大のチャンスです。
また、新しい環境で働くのですから、再就職をした看護師は何もわからくて当然です。
ブランク以前の自分を思い出すと、こんなに動けなくて申し訳ないな…という思いを抱えることもあるかも知れません。
でも、再就職の看護師が動けないのは当たり前です。何も知らない職場で初めての仕事をするのですから。
そこを割り切ってしまえば、ブランク明けの再就職は、とてもスムーズにいくと思います。
看護師でブランク明けの再就職を考える方へ
看護師がブランク明けの再就職という、ただでさえ不安な状況で、新たな職場へ再就職をするということは、とても労力を必要とします。
しかし、上でお話したように、考え方次第で、その再就職を素晴らしいものにすることも可能です。
皆さんのブランクが無事克服でき、再就職が、素晴らしいものになるように、祈っています。
執筆者情報
看護師のブランク 編集部
看護師のブランクは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。