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看護師のブランクは採血の時にハッキリ気付かされる?

看護師がブランク明けて医療現場に復帰したとき、はずせない医療行為ナンバー1といっても過言ではないのが、採血ではないでしょうか。

NICUやICU、救命病棟のような特殊な現場でない限り、看護師は採血からは逃げられません。

採血は、職場の業務内容を知らなくても、できるようにさえなっていれば、全国の医療機関で通用する看護手技の一つと言えるのではないでしょうか。

例えば、ブランク明けの看護師が再就職先での勤務開始直後に急患が運ばれてきたとします。

あなたは、その職場での業務をまだ一人で行うことができません。

そんなとき、先輩看護師に「○○さん、採血できる?」と聞かれました。あなたは何と答えますか?

看護師のブランク、採血の経験がなかったという場合

看護師がブランク前に採血の経験がない、といったケースもあります。

特殊な現場に勤務していたために採血をしたことがないという看護師も多く存在します。

しかし、ブランク明けに特殊な現場に再就職をしない限り、看護師は外来でも病棟でも、採血という行為を避けて通ることはできません。

もし採血の経験がない看護師であれば、その旨を再就職先に伝え、何らかの対応をとってもらう必要があると思われます。

ブランク以前の職場がどんなに忙しい急性期の病棟でバリバリ働いていた看護師だったとしても、「採血」という行為そのものに関しては新人と変わらないということを理解しもらう必要があるからです。

また、自分自身でも、学生時代の教科書を見直したり、本屋で参考書を探したりと、採血についての知識を得ておく必要はあります。

都道府県の看護協会主催の、ブランクからの再就職に向けた講習などを受けてもいいでしょう。

ブランクあり、さらに経験がないにしても、「経験はないけど勉強してきました!」という人と、ただ「経験がないのでできません。」という人とでは、同僚として迎える側の気持ちも違ってくるでしょう。

これは、採血だけでなく、他の看護行為、医療行為においてもいえることです。

今まで働いていた職場がどのような職場で、どのような疾患の患者に、どのような看護行為を行う職場であったか、など、自分の経験していたこと、経験のないことを正直に伝えておくことが大切だと思います。

採血同様、ブランクのある看護師が新しく習得しなければならないことは新人同様、誰かに教えてもらわなければいけないのです。

あなたがこれから再就職を考えている職場はどのような職場ですか?

あなたがブランク以前に経験したことがないような看護技術を必要とするような職場ですか?

今までに経験したことがない仕事を行うということは、ブランクのある看護師にとって、不安の種にもなります。

再就職の前に、不安材料は一つでも減らしておくことをおすすめします。

看護師のブランク、採血の経験があるという場合

看護師がブランク以前に勤務していた職場でも日常的な業務として採血を行っていた、という方は、自信を持って「採血、できます!」と答えてください。

ブランク明けの看護師が何もわからない職場で、自分にできることが一つでも、それが例え昔は当たり前のように行っていた採血だったとしても、自分の自信につながります。

私自身の体験からも、同僚の話を聞く中でも、採血を含めて若い頃に経験していたことに関しては、身体が覚えています。

私も、3年のブランクの後に採血をしましたが、駆血帯のしばりかた、血管の探し方や指の感覚は身体が覚えていましたし、すぐに採血の勘を取り戻すことができました。

医療に関する一般常識が変わっても、看護師の採血の手技そのものが大きく変わることはないと思います。

そうは言っても、やはり知識・技術の見直しをしておくことは必要です。

ブランクから復帰した看護師が新しい職場に再就職して、新しい業務を覚えるのは時間がかかります。

また、新しい人間関係に慣れるのにも時間が必要です。

その中で、今まで行っていた看護師としての知識の見直しを行うことで、根拠の再確認ができ、今まで知らなかった新しい知識を得ることもできます。

看護師のブランクは採血以外の小さなことも、コツコツと見直し!

看護師のブランクと採血についてここではお話してきましたが、これを読んでくれている方の中には久しぶりの医療現場で、新しいスタッフに囲まれた緊張の日々が始まろうとしている方、すでに始まっている方もいるかもしれません。

看護師がブランクがある中で、採血に限らず新しい業務を一から覚え、一人で行えるようになるのは大変なことだと思います。

できない自分を責めるよりも、小さなことでもできた自分を褒めてあげましょう。

採血は、どんな現場でも役に立つ看護技術です。知識・技術の見直しをして、「採血できます!」と言えるようにしましょう。

>>看護roo!に、採血が不安!と相談してみよう。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ看護師のブランク 編集部

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